「上毛カルタ」の「つ」の頭文字で始まる「鶴舞う形の群馬県」、
そのちょうど中ほどにある、上毛三山の一つ『榛名山』。
榛名山麓には石段街で有名な伊香保温泉など数多くの温泉が涌き、
榛名富士を中心とした榛名湖付近の景観は四季を豊かに表現してくれます。
また、武田信玄公が箕輪城攻略の際に矢を立て戦捷祈願したと伝えられる
「矢立杉」で名高い秘境スポット、古刹『榛名神社』も周辺の見所の一つとなっています。
そんな榛名山麓の恩恵をうけている里見の大地で育った梨が『里見梨』です。
里見八犬伝で名高い里見氏発祥の地としても知られ、
夏には「里見の郷フェスティバル」も開催されています。
里見地区は、高崎インターから伊香保温泉に向かう
上毛三山パノラマ街道(国道146号線)沿いにあり、
JR高崎駅西口からバスで約40分という立地から
伊香保温泉や榛名山麓に向かう観光客のお客様に支えられ続けています。
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今と昔の写真
【むかし】里見梨の直売所 と味覚狩り | ||
昭和29年梨を植苗し、その後高崎観音山ヘルスセンターと提携して里見で初めて梨狩り型の観光農園を開始。毎年秋になるとご来場者様、幼稚園、保育園児の秋の旅行、観光バスに乗って群馬にお越しのお客様などに長年ご利用いただいてきました。右にある写真は、昭和39年頃の堀口農園の梨の直売所です。ペンキで書かれた【群馬バス定期観光駐車場】、【里見梨直売所堀口農園】の白看板を見ると当時の様子を想像していただけます。娯楽のまだ少なかった時代、観光業と味覚狩りの融合により農村部の地域経済と産業新興に取り組んできました。 |
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